2012年度

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泰日工業大学・大阪府立大学がそろって出場 —第10回全日本学生フォーミュラ大会—

2012年9月3日(月)~7日(金)に、静岡県小笠山公園(ECOPA)で開催された第10回全日本学生フォーミュラ大会(2012 Student Formula Japan)に、本学の協定大学であるタイの泰日工業大学が招待されて参加し、本学のチームとともに、各種の検査および競技に参戦しました。
この大会は、日本自動車技術会が主催するもので、学生が製作した競技用車両(フォーミュラカー)を用いて各種の競技を行うもので、米国自動車技術会の規則にのっとり、世界各国で開催されています。今回、泰日工業大学は、タイの国内大会で好成績を収めたため、日本大会に招待されたものです。

厳格な車両の検査(車検)から始まり、車検に合格した車両が、アクセラレーション(加速性能)、スキッドパッド(旋回性能)、オートクロス(約800mの曲がりくねったコースを一周し、速さを競うもの)およびエンデュランス(オートクロスのコースを20周連続して走行し、耐久性を競うもの)の4種目を行う競技会で、泰日工業大学、大阪府立大学ともに、車検に合格したのち4種目の競技すべてに参加しました。両大学ともエンデュランス競技では車両の不具合のため途中棄権(リタイア)となってしまいましたが、他の競技では最後まで走行でき、総合成績は、82チーム中53位(泰日工業大学)、51位(大阪府立大学)でした。

大会期間中、学生達は車両の点検、整備、調整、走行練習などで多忙を極めていましたが、教員らは、相互の整備場(ピット)を訪問し、情報交換するとともに、交流を深めることが出来ました。

なお、本学の本車両の製作にあたっては、工学域生産技術センターの全面的なサポートを得ました。
泰日工業大学チーム:Don Kaewdook 先生、他約35名

大阪府立大学チーム:学生5名、ファカルティ・アドバイザー3名(金子憲一、渡辺一功、杉村延広)
大会HP:http://www.jsae.or.jp/formula/jp/

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全競技終了後の大阪府立大学チームのインタビュー

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全競技終了後に泰日工業大学の主要チームメンバーと(車両はすでにコンテナの中)

問い合わせ先
工学研究科機械工学分野 教授 杉村延広
Tel 072-254-9207
Eメール sugimura[at]me.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください