2005年度

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超音波でバイオディーゼル燃料製造 低コスト化に成功

大阪府立大学は堺市などと組み、植物油を軽油と同じように使えるバイオディーゼル燃料(BDF)を製造する研究を始めることを発表した。2006年 度にも実証実験をする。大学院工学研究科応用化学分野の坂東博教授らが開発した技術を利用し、廃油などに超音波を照射してグリセリンを取り除き」燃料に使 う。超音波を使うと他のBDFに比べ燃料価格を半額以下にできるという。家庭や事業所から出る廃油を回収し活用すれば、二酸化炭素の削減にも役立つように なる。