大学院工学研究科物質系専攻応用化学分野の遠藤達郎准教授、博士後期課程2年の安藝翔馬さん、同1年の前野権一さんが、平成28年11月30日に開催された第5回ネイチャー・インダストリー・アワードにおいて「特別賞」を受賞しました。この研究は、生体を構成する基本単位である「細胞」が機能維持のために行う「物質の取り込み・排出」という機能を、ナノ光学素子「フォトニック結晶」内へ発現させたセンサデバイスを設計・作製することを目的としています。

作製したセンサデバイスは、カリウムイオンを高感度に検出・定量することに成功しました。

（2016年11月30日受賞）

「受賞対象となった研究題目」

「細胞内機能を模倣したポリマー製ナノ光学デバイスの創製と医療診断への応用」