2017年度

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2017年度 新任教員の紹介

            化学工学分野 助教     大崎 修司(おおさき しゅうじ)

 4月に化学工学分野・装置工学グループの助教に着任いたしました大崎修司と申します。昨年度までは京都大学工学研究科化学工学専攻の博士後期課程の学生であり,2017年3月に博士(工学)を取得したところです。研究は多孔性材料に関する粒子合成と理論的解析を主に行ってきましたが,これからは多孔性材料の高機能化や粉体シミュレーションなどにも取り組もうと考えています。教育に関しては,がむしゃらに取り組んでいる最中ですが,学生と一緒に研究することを通じて,学生の成長の一助になれればと思っています。 学生時代はサッカー部に所属しており,今でも月に1度程度サッカーをしています。観戦もとても好きで,これからは大阪府立大学サッカー部を陰ながら応援したいと思っています。若輩者ではございますが,研究・教育に精一杯取り組みたいと思っております。どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

            機械工学分野 助教     桑田 祐丞(くわた ゆうすけ)

 この4月にテニュアトラック助教として着任いたしました桑田祐丞です。私は,ここ大阪府立大学卒業生であり,熱流体の研究で学位をとり,昨年1年間他大学での助教を経て,今年4月から府立大学にもどって参りました。多くの先生方の熱心な指導により,私を大きく成長させて頂いた大阪府立大学で,教員として働くことができることを非常に喜ばしく思っております。私の専門分野は,熱流体力学であり,コンピュータを用いた数値解析を通して,水や空気が,粗さや透過性を持つ壁面を流れる際にどのような抵抗を生じるかを研究しております。工学的には,流動抵抗の予測や,燃料電池や熱交換器などにおいて,熱や物質のやり取りを活発化する壁面を設計することが可能になります。今年度からは,ベテランの先生方から教育・研究に対する取り組みを学び,学生さんと熱い議論を交わして自分自身も大きく成長できたらと思いますので,今後ともよろしくお願い致します。

 

 

            応用化学分野 助教     作田 敦(さくだ あつし)

 4月より着任した作田 敦です。大阪府立大学で学位を取得し、一年間博士研究員として在籍した後、国立研究開発法人 産業技術総合研究所で次世代電池の研究開発を行っていました。5年間大阪府立大学を離れておりましたが、研究室のあるB5棟には学生時代や産総研時代にお世話になっていた先生方が多くいらっしゃるので、すぐに馴染むことができました。早速、懐かしい府大周辺のランチの名店巡りを楽しんでいます。前職は経済産業省系列の研究所でしたので、産業貢献に重きをおいた研究やそれを達成するための自己研鑽が重要でしたが、大学教員となり教育や学術研究という新しいミッションが増えて、刺激的な生活を楽しんでいます。なにぶん初めての講義ですので、百戦錬磨の他の先生方には及びませんが、学生さんが自ら学ぶ力、勉強や研究を楽しむ力を引き出せるよう真剣に教育に取り組む決意でいます。大阪府立大学を一層盛り上げるような教育・研究成果を挙げられるように精進いたしますので、何卒よろしくお願い致します。