2023年度

category

物質化学生命系専攻マテリアル工学分野 芳鐘順也大学院生(D3),松井圭佑大学院生(D2),同理学研究科Kosmas Prassides教授らのグループと北京高圧科学研究センター、理化学研究所,台湾国立放射光研究センター、アリストテレス大学との共同研究の成果がアメリカ化学会が出版する「The Journal of Physical Chemistry C」に掲載され,「Supplementary journal cover」に選出されました.

物質化学生命系専攻 マテリアル工学分野 材料構造物性研究グループの芳鐘順也大学院生(博士後期課程3年)、松井圭佑大学院生(博士後期課程2年)、本学理学研究科物理学専攻のKosmas Prassides教授らは,大型放射光施設SPring-8において放射光X線回折測定とX線吸収分光法を用いることで大気圧の一万倍以上の高圧下でのフラーレンカーボンナノ材料の結晶・電子構造の観測に成功しました。「伝導特性変化(絶縁体ー金属)と弾性・C60の電荷状態が同時に切り替わる」というこれまで分子性材料で確認されたことのない現象とそのメカニズムを明らかにしました。

■電子機能材料グループのホームページ

■J Phys Chem C誌の論文掲載ページ