2019年度

category

2019年度 新任教員の紹介

            応用化学分野 准教授    亀川 孝(かめがわ たかし)

 2019年4月に着任した亀川 孝と申します。私は、大阪府立大学で9年間の学生生活を送り学位を取得した後、大阪大学にて6年間助教を務めました。2014年4月からの5年間は、本学にナノ科学・材料研究センターのテニュア・トラック特別講師として所属し、研究・教育活動を行っておりました。無事にテニュア資格を頂き、この度は工学研究科応用化学分野に異動しました。研究キーワードは、環境触媒、光触媒、機能性薄膜、ナノ空間材料、高性能吸着剤などであり、広範な無機物質を対象として省エネルギー・省資源・低環境負荷の実現への貢献を目指した先進材料開発に学生達と試行錯誤を重ねながら取り組んでいます。学生さんが少しでも成長を遂げれる様に、新たに担当する講義・演習・実験にも臨む決意でいます。本学の教育・研究に少しでも貢献できるよう、引き続き精進していきたいと思っておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa

 

 

            量子放射線工学分野 助教    朝田 良子(あさだ りょうこ)

 4月より量子放射線系専攻のテニュアトラック助教に着任しました朝田良子と申します。大阪市立大学で学位を取得し、大阪市立大学大学院医学研究科の研究員として研究を続けながら、医療系大学の講師として学生一人一人に向き合い、伸ばしていく教育に力を注いでまいりました。これまでの研究において、がん治療におけるハイパーサーミア(温熱療法)と放射線の併用、抗がん効果を有する抗酸化物質の探索を行いながら、温熱や放射線により誘導される細胞応答を学んでまいりました。今、念願の工学研究科に所属することができ、大規模な放射線施設もあるこの恵まれた環境で新しい研究に取り組めることを心から感謝しております。また、人と触れ合うこと、お話をすることが大好きですのでいつでもお声がけください。これからは本学の研究および教育に貢献できるよう精一杯取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

            応用化学分野 助教    小玉 晋太朗(こだま しんたろう)

  この4月に、応用化学分野、有機合成化学研究グループに助教として着任いたしました小玉晋太朗と申します。大阪府立大学で学位取得後、同大学の博士研究員として1年間研究に従事し、その後、中央大学の助教として5年間教育・研究に携わりました。2年前に博士研究員として本学に戻り、これまで研究を続けて参りました。専門は、有機合成化学、有機金属化学、錯体化学です。今後は、前例のない分子変換反応を錯体レベルで解明する基礎研究を行うとともに、その成果を基盤として、人類福祉に貢献する有機合成を展開したいと考えています。また、本年度から助教として教育にも携わることになりました。高いポテンシャルを持った学生さん達の更なる成長のために、今後も、本学の先生方と連携の上、私自身も成長しながら教育・研究に全力を尽くす所存です。何卒よろしくお願い申し上げます。

 

            知能情報工学分野 助教    近藤 大嗣(こんどう だいし)

 4月より知能情報工学分野の助教に着任致しました近藤大嗣と申します。修士課程までを日本で終えた後、博士課程をフランスのロレーヌ大学にて遂行し、昨年12月に博士を取得しました。大阪は学士課程で住んだ経験があるため、第2の故郷に久々に帰ってきたという感覚があります。専門はネットワークセキュリティで、攻撃者と防御者の両者の視点から研究を日々行なっております。これから学生さんと共に、社会的課題を解決するインパクトのある研究を行いたいと考えています。不慣れな部分も多々あり、ご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、いち早く大阪府立大学のお役に立てるよう努めます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

           航空宇宙工学分野 助教    山野 彰夫(やまの あきお)

 4月に航空宇宙工学分野のテニュアトラック助教に着任いたしました山野彰夫と申します.2017年に大阪府立大学大学院で博士(工学)の学位を取得後,昨年度まで和歌山大学において学振特別研究員として2年間勤めて参りました.専門分野は流体構造連成解析およびロボティクスであり,うねり駆動を用いた推進体について周辺環境に合わせて適切な運動に調整する駆動方法の構築や,シートのはためき現象を利用したマイクロ風力発電機器の発電特性の数値解析による評価を研究テーマとして扱ってきました.今後は,これまでの研究テーマを発展させて航空宇宙工学分野での研究テーマに取り組むと同時に,教員として本学の学生の教育に関わることになります.本学に貢献できるように,教育と研究活動を精一杯努めてまいりたいと考えております.どうぞよろしくお願いいたします.